


エコキュートとは電気を使って水を温めてお湯を作り出す給湯器のことです。
電気給湯器が電気ヒーターでお湯を沸かすのに対して、
エコキュートはヒートポンプと呼ばれる機械が空気の熱でお湯を沸かします。
夜間の電力で効率良くお湯を沸かすのでとても省エネかつ効率的になり、環境にも優しいことも
大きな魅力です。
また、日本ではいつ大きな地震が起こるか分かりません。
生活用水なども含めると4人家族で1日平均50L程が必要と言われており、常にこの量を確保しておくことはあまり現実的ではありませんが、エコキュートは災害時の水を確保する貯水タンクとしても活躍します。エコキュートのタンク容量は450Lあるため、4人家族でも生活用水を含めて9日間は水がなくなる心配がないということになります。

エコキュート
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電気温水器
電気温水器とは、電気ヒーターを利用してタンク内の水を温め、お湯を沸かす仕組みの給湯器のことです。原理としては、一般家庭で使われる電気ポットでお湯を沸かす仕組みをイメージするとわかりやすいです。
作ったお湯は高温のままで大容量の貯湯タンク内に貯められます。お風呂やシャワー、洗面台、キッチンなど、お湯を使う箇所にはタンクから配管を通じて各蛇口へ直接給湯されます。
昼間でもお湯を作ることができますが、電気料金が割安になる時間帯に作るとコストを抑えられるため、一般的には夜間の時間帯に大量のお湯を作り、貯蔵するという使い方をするのが特徴です。お湯を作るのは夜間ですが、お湯を利用するのは24時間いつでも可能です。
電気温水器の交換・修理・お悩みなど
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エコキュートと電気温水器の違い
電気温水器は電気を金属に通すことによって、電熱ヒーターを使って水を直接加熱して
お湯を作りますが、エコキュートは、外気を利用したヒートポンプで水を加熱します。ヒートポンプは、外気から熱を取り出して冷媒を加熱し、その冷媒を圧縮してさらに温度を上げ、熱交換器で水を加熱します。エコキュートは熱源として外気を利用することで、電気温水器よりも高い効率でお湯を沸かすことができます。
仕組みの違いにより、本体価格や電気代にも差が出てきます。
エコキュートの本体価格は電気温水器に比べるとやや割高になりますが、電力は少なくなるため電気代は安くなる傾向があります。


